初回文字情報

"その部屋はかつて小さなダンスホールでした。

かつてお酒を飲んで人々が踊る場所でした。

交わされた言葉、口づけられたグラス、踊り鳴らされた足音、揺れたスカートの影

今はかつてと呼ばれる無数の喧騒がそこには在りました"



『その一、カーテンと七つのスカート』

出演:水越朋×山田あずさ|矢嶋久美子(BATIK) & 伊佐千明(BATIK/21世紀ゲバゲバ舞踊団)|

Rie Tashiro|すナマき(高橋牧 砂川佳代子 from 時々自動)

衣裳・美術:桑原史香|企画・構成:前澤秀登


日時:3/2(土)14:00 18:00 2回公演(それぞれ開場は開演の20分前)

チケット: 予約2,500円(当日2,800円)

予約・お問い合わせ:sonoheya.no.odori@gmail.com

場所:Chapter2神奈川県横浜市長者町9-159 長者町アートプラネット2階)

2013年2月23日土曜日

『その部屋』の気配



『その部屋』とは横浜、日ノ出町にある多目的スペース『Chapter2』のことです。

雑居ビルの中の酒場(小さなダンスホール)の内装そのままが残る『Chapter2』は、
誰かがかつて住んで居た場所、
また誰かがかつて使っていたものに宿る気配や余韻、
そのようなものがたくさん感じられるスペースでした。

綺麗にリノベーションされたイベントスペースは数多くありますが
今回この場所の嶋田氏からダンスイベントの誘いを受けた際、
真っ先に考えたのはそのような、
この場所がもたらす感覚についてのことでした。

そこで若手舞台美術家/衣裳作家である桑原史香に『その部屋』を見せ、
いくつかイメージを提示、世界観を共有したのち、7人の女性パフォーマーを集めていきました。


<音楽家とダンサーの純粋な即興>、
<一つのダンスデュオ作品>
<ストリートダンサーによる新しい試み>、
<歌やリーディング、パフォーマンス等による複合的なパフォーマンス>、
一つの空間、一人の作家による美術や衣裳を共有しながら、
いずれも異なるアプローチによる表現の連なりとなります。


『その部屋』によって一つの何かが立ち現れれば、
『その部屋』の“踊り”となれば、と思っています。


   












(この部屋は関係ない)

企画・構成:前澤秀登

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その部屋の踊り その一、カーテンと七つのスカート
◉日時:3月2日(土) 14:00〜 18:00〜(2回公演)
◉場所:chapter2 (横浜市長者町9-159 長者町アートプラネット2階)
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